【フードデザイン・お買い物】ジャカルタでパッケージ買いに楽しみを見出してみる:番外編

パケ買い、番外編。
今回は気になって気になって買ってしまったものたち、という感じです。

デザインが良いor好きというよりは、

『何コレェ・・・き、気になるわ・・』

という引き気味デザイン特集。


Photo by The Creative Exchange on Unsplash


※このシリーズの概要:

海外のスーパーマーケットやドラッグストアは、パッケージデザインの宝庫。
日本ではなかなかお目にかかれない珍しいものや、おしゃれだけではないメッセージ性のあるものもたくさんあります。

気になるパッケージを探しにハンティングするような気持ちで、日常のお買い物にも楽しみを。そこに筆者のどうでも良い感想と解説が入ります。

完全に趣味の世界ですが、見てくれている人もいるとかいないとか。
パケ買い、第5弾。


その1はこちら
その2はこちら
その3はこちら
その4はこちら


●巨大すぎるLONGER STICK


まずは・・・こちら。
その3でも紹介した、お馴染み(?)NISSINのLONGER STICKのでっかい缶バージョン。




むむ・・・大きい。
200本くらい入っているファミリーサイズ。

年明けにクリスマスのあまりものセールみたいな感じで、ワゴンに乗せられていたのを買ったんですよね。
値引きされていて激安でした。
確かRp.30,000(日本円にして約240円)くらい。




レトロすぎるよくわからないシチュエーション写真も健在です。

注目は一番下。


なんでしょう。
絵を描く時のお供にお勧めしてるんですかね。


その狂気を感じるLONGER STICKの積み方、いつもながら最高です。





中身は、いつものよりサクサク度合いが上な感じ。


ぽりぽりぽりぽりぽり


止まりません。
シンプルで好きです。


あ、因みにこの巨大缶の中に入っていた小さいカードに「日清製菓」の文字が。Wikiですが、簡単な歴史がわかりました(リンクから是非)。
なるほどねーインドネシアと昔から関係が深いんだな・・

あと、よく見るとモンドセレクションのロゴがついてます。
モンドセレクション自体は怪しいけど、売ってやろう感はあります。

頑張ってー


●原色のカオス、中身は普通


ジャカルタにいる方なら一度は目にしたことがあるであろう、こちら。

ゼリーなどを作る、アガーです。




・・・

・・このデザイン


ビビッドで強烈すぎる色のインパクト。
どこを見てもハレーションを起こして目が疲れるのも作戦か。


まず、いつの写真なんだ。
もしくは絵??

絶対20年位デザイン変えてない。



でも、個人的にはこういうちょっとを感じるのは好きな部類です。



▶︎アガーとは

イスラム教の国ですから、豚のコラーゲン由来が多いゼラチンは販売できません。
ゼラチン代わりのアガーは、寒天と同じく海藻由来。
口溶けはゼラチンには負けますが、食感はゼラチンと寒天のちょうど間くらいの良いとこ取り。
少し扱いに面倒な部分がありますが、透明度が高く温度が上がっても溶けない優秀さです。





コレ、中国の会社なのかなと思ったらインドネシア発のようです。
日本の企業もサポートに入っているようで、輸出量も多く海藻を使った他事業も拡大している様子。





このパッケージで輸出を拡大しているとなると、デザイン変更はなかなか大変かも。
こうなったらいつまでこのデザインでいけるか、挑戦して欲しいものです。


●懐かしの江戸麦茶


そして・・お次は完全なるイレギュラー。
コレがあるから今回は番外編にしたと言っても良い。

筆者はお茶が好きで、毎日大量に消費します。
日本から持ってきた黒烏龍茶も麦茶のパックも緑茶も無くなって、大事に飲んでいる中国茶ももうティースプーン1杯くらいしか残っていないんです。
こちらで見つけたお気に入りの水出し紅茶は、最近スーパーから消えてしまって・・絶望しかない。


この間買い出しに行ったイオンでも水出し系は見当たらず、お気に入り紅茶もリコールがあったのか棚が完全に空に。
それでも執念で、高い値段の日本の食品が置かれている棚の奥で見つけたのがコレ。





コレは。





昔飲んだことがあるやつや・・


今でも売ってるのかあ✨


まさかジャカルタで再会するとは。



(HPのレトロ感、阿部寛並み)



▶︎麦茶の煮出し

お茶の煮出しは、気温も湿度も高い南国ではリスクがあります。
熱いまま飲む分には問題ないですが、冷やして飲みたい場合は粗熱をとっている間に傷む可能性があるからです。

この江戸麦茶は色味は薄くても香りと味はしっかりしています。
表示通りヤカンで多めの量を煮出した方が香り高いと思いますが、小鍋に少し濃いめで煮出して冷水で割っても美味しく飲めます。

見つけたら是非。




ということで、お味はお墨付きなんですが。



パッケージよ。


問題はそっちなのよ。

前出のアガーの時代と同じ匂いを感じるのは気のせいじゃない。


"お江戸、日本橋、江戸麦茶に音符がついている・・・ということは絶対あるな、CM"

と思ったら、やっぱりありました。
Youtubeすごい。


コレは記憶にはなかった。






そして、裏を見てください。



ハ、ハンカチプレゼントとは。


しかも8本消費してサービス券を送った後抽選というハードルの高さよ。


もう終了してしまうこのサービス。

どんな高級ブランドのハンカチだったのか、ものすごく気になります。







サービスの終了と同時にパッケージも変わるんだろうか。
寂しいような、楽しみなような・・・


ともかく、懐かし味の麦茶は末長く続けて欲しいものです。


住所を見たら、以前住んでいた所の近くでした。
江戸、恋し。


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