また少したまったので時間を置かずに第2弾をアップデートしてしまいました。
第1弾はこちら。
第1弾はこちら。
Photo by Fancycrave on Unsplash |
パッケージデザインは本当に面白いです。
では早速。
●Finna Foodのパン粉
これはいいですね。
おなじみの配色ではありますが、色数を抑えてスッキリとしたバランスです。
中身が透けて見えるので軽さもありますね。
商品名がわかりやすいのはとても好感が持てます。
全体的に昭和な香りが漂っていますが、特に"パン粉"の文字からレトロな雰囲気を感じます。
中心のイラストは、エビの天ぷらでしょうか。
いえ、エビフライです。
パン粉のパッケージのイラストなんですから、誰がなんと言おうとエビフライです。
裏面はさらに大胆です。
この余白。
イラストを左に寄せて、説明と思われる文章は最小限にとどめています。
余白を大事にしております。
大体どこのスーパーにもあるかと思います。
この食品会社のHPはなかなかポップで面白いです。
レシピなんかもたくさん載っていますが、一部英語対応になっていないためインドネシア語を勉強しないと解読不可能です。
ところで、"パン粉"は日本語ですよね。
おもいっきり西洋文化な気がしますが、パン粉を製品化したのは実は日本なのであります。
昔調べたことがあって知ってたのですが、こうして外国でPANKOとして売られていると実感しますね。
ちょっと嬉しくなります。
パン粉の歴史|共栄フードはパン粉の製造・販売・商品開発のトップブランド
日本で生まれたパン粉が世界に広がるまでの歴史をご紹介。先人の知恵と工夫で生まれたパン粉のルーツや現代にいたるまでのパン粉の歴史をご紹介しております。
●Nabati snack SiiP リッチーズ味
またまたおなじみの配色。
いいですね、シンプルでとても好みです。
こちらはコンビニの常連で、他にもいくつかフレーバーがあります。
味によってデザインが違うのですが、このリッチーズ(リッチ+チーズ)味は、潔く2色のみの仕様です。
味は、うまい棒みたいです。
こちらの企業のHPも可愛いです。
コメントも潔く短めで失礼します。
●Unitos BANANA CHIPS
こちらはロッテマート系列で購入できると思われるバナナチップス。
よく見るとハングル語のマークが書かれています。
黒バックの商品は結構見受けられるのですが、この"手"が目を引くんですよね。
こちらはブラウンシュガー味。
他のフレーバーも少し色は違いますがデザインはほぼ同じです。
売り場に並ぶと目立ちます。
それがフードパッケージデザインの醍醐味ではないでしょうか。
手に取ってもらってなんぼ。
日本人には見慣れない茶色の円柱状のものは、ブラウンシュガーのかたまり。
スーパーにもこういう形状で売っているのを見かけます。
包丁などで削いで使います。
バナナの加工食品は可愛いパッケージデザインのものが多いです。
バナナ自体がポップな形で色も黄色ですし、良いコンテンツですよね。
見た目が派手で、キウイなんかと比べるとそりゃ可愛くなります。
フルーツデザイン界では「イチゴかバナナか」という感じですよね。
パッケージデザインに限らず、名作と呼ばれるものもたくさんありますもの。
こちらはね、そんな外側のフォルムを入れずに勝負に出てるところに好感が持てます。
その分、手は入れたんですけど。大胆に。
手が目立ってしょうがないんですけど、結果お客さんが手に取るようになってますから。
何度も言いますが、"手に取ってもらってなんぼ"ですから。
何だかバナナへの文句みたいになってしまいましたが、決して嫌いな訳ではありません 笑
●Serena BRONIZ チョコレートクッキー
こちら、一口サイズのチョコレートクッキーです。
各辺約10cm強の立方体。
中身はいたって普通のクッキー。
色の割にチョコレート感が少ないかな・・
粉っぽいです。
あっさりめなのでカフェオレと一緒がいいです。
こちらの特徴はですね。
バーン。
パッケージがサイコロになっているのです!
ほおー👀
よく見ると同じクッキーの写真を並べています。
回転させたり反転させたりして手を加えてます。
そんなことは良いのです。
"なぜサイコロにしたのか"です。
食べた後にこれで遊べるということが売りなんでしょうか。
転がしてみましたが、部屋の中のツルツルの床ならよく転がります。
紙ですから、外でやると水たまりなんかに落ちてすぐダメになってしまうかもしれません。
学校に持っていくと皆で遊べて良いかもしれないですね。
こちらにもすごろくみたいなボードゲームはあるのでしょうか。
もしくはジャンケングリコみたいな。
これを使ってお子様が遊んでいるところを思い浮かべると、
何だかこのサイコロが憂いを帯びているように見えて、愛おしくなってきました・・・
そんなことまで想像させるなんて、良い商品に違いありません。
ちなみにこちらもロッテマートで見つけました。
●lemonilo ミーゴレン
こちらのお値段は、おなじみインドミーのミーゴレンの2.5倍くらいのお値段です。
それでも日本円にして60円くらいでしたが。
こちらが珍しいのは、その上品さです。
ミーゴレンにしてはヘルシーさを匂わせます。
よく見ると、売りのポイントが色々箇条書きされてます。
Google先生に訳してもらいました。
天然素材と自然主義
フライパンなし
着色なし
防腐剤なし
追加のMSGなし
低グルテン
トランス脂肪0%
・・・相変わらず荒削りな翻訳ですが、その無骨さが好きです。
フライパンなし、ってなんでしょうか。
他の翻訳機能で調べた結果、どうやらノンフライということみたいです。
・・・なんと!
気を抜くと何でも揚げちゃうインドネシアのインスタントフード界にノンフライヤーがいるとは!
中身を開けてみました。
麺は緑です。
ほとんど香りはありません。
意を決し、食してみました。
これは・・・
なんともあっさり系の上品なミーゴレンです。
ソースのお味が控えめで、麺もインドミーとは違うしっかりとした歯ごたえがあります。
麺だけ味をつけてトマトとレタスのサラダを添えたい感じです。
これは、地味だけど革命だ。
"ミーゴレン食べたい!
でも添加物とかカロリーとか油とか気になるし"
という方にまさにぴったりで、わかりやすく
"体にそんなに悪くない方のミーゴレンだよ"
というメッセージを伝えるのにふさわしいパッケージデザインかと思います。
確かにインドミーの麺は茹でた後のお湯を見ると、『体に悪そうかも・・』という罪悪感があります。
(まあそれがいいのですが。)
これからのインドネシアンフード界にフィットしそうな匂いがします。
こちらはFood Hallのコンビニサイズ、Food Hall Dairyで見つけました。
今回はこんな感じです。
色々と妄想が止まりませんでしたので、次回からもっとわかりやすくポイントをまとめようと反省しました。
では、目を光らせてお買い物に行ってきます。