【お役立ち・旅】自粛生活@ジャカルタからバリに抜け出した件:その2

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ジャカルタでの長い引き篭もり生活から、バリへの"ワーケーション"に出ようと決めて出発までの準備をした前回。

前回はこちら: その1


今回は出発編です。


●空港までの道のり


フライトはスカルノ・ハッタ国際空港の"国内線ターミナル2"発。

荷物は仕事の荷物と何枚かのワンピースで最小限にして行ってきます。


●Grabさまさま

出典:grab.com


インドネシアにいる皆様はGrabやGojekなどの配車アプリを使っていますか?

筆者は始めの設定で何故かGojekがうまく機能せず・・・それからずっとGrab派です。
特にGrab Food(フードデリバリー)にはお世話になりっぱなしです。


空港まではGrab carで。

配車サービスは、はじめから料金が提示されているのでブルーバードなどのタクシーのようにメーターを気にしなくてよいのが最高です。
銀行口座と連携するかクレジットカードを登録すれば、キャッシュレス機能も快適。
チップ機能も便利です。

改めて「ホント便利だわ」と実感。

このシステムがなかった頃は、駐在員(駐妻)の生活は専属ドライバーなしには難しかったでしょう・・


GrabやGojekは生活に密着

日本でも都会を中心にUberがだんだんと浸透してきたようですが、インドネシアでの存在感はその比ではありません。

他人の車に乗ったり、他人に買い物を頼んだり、配送業者以外に配送してもらったり・・

公共交通機関が充実していて、配送業者の充実度や信頼度が高い日本では考えられないかもしれませんが、東南アジアでは画期的なサービスとしてあっという間に生活に浸透し、もう欠かせないものになっています。たくさんの雇用も生んだんですよね。


仕組みやルールに多少の緩さはあれど、ギチギチに固めていないからこそ柔軟に対応できている気がします。
ドライバーのストライキやデモなども時々ニュースになっているので完璧ではないのでしょうが、COVID-19の感染状況で経済が左右されている中では確実に勝ち組の分野でしょう・・

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●Grab Carの感染対策

COVID-19の感染防止対応策に関しては、Gojek含め配車アプリ運営サービス系は対応が速く、ドライバーへの指示やプロテクト用のアイテム支給、利用客へのメッセージ配信はきちんとしているイメージです。

気を付けたいのが、プロテクトアイテムの使用レベルはドライバーによる点。
きちんとしている人はフル装備ですが、消毒用アルコール設置のみ対応の人もいる感じですね。
多分コストがタダではないので人によるのだと思います。

今回来たドライバーさんは、フル装備でした。ラッキー。


出典:grab.com


以前はもれなく「Dari mana?」「Berapa lama tinggal di Jakarta?」から会話がひろがったのですが、今回は"完全無言"でした 笑


寂しい限り。


●国内線ターミナル

さて。平日ということもあり、道はそれほど混雑なく空港に到着。

思ったよりも人がいたのが意外でした。お迎えとお見送りの方が結構いたのかも。




入り口にはサーモグラフィを完備。

完備・・・なのですが、これがちゃんと機能していて誰がどこで監視しているのかはわかりませんでした。



出発口のだいぶ手前に何やらゲートが設置されています。




「PCR検査かRapidテストの結果をご準備ください」と書かれたサインが出ていました。


透明のついたての向こう側に「眼光鋭いスタッフ」がお待ちかねです。
だいぶお疲れのご様子で、インドネシアに来てから初めてくらいの勢いで無愛想でした。

多くの人に対応していると、いつ感染するかもわからないですものね・・・お疲れさまです。

パスポートとフライトチケット、スマートフォンに保存した"陰性証明書"を見せると、手書きのドキュメントに書き代えてスタンプを押してくれます。

多分プリントしたものなら、スタンプを押すだけで終わりかと。



出発口の中は、半分くらいお店が閉まっていました。
ロビーの人の多さに比べると、機上する人は半分くらいの様子。



ここでフライト情報を今一度チェックしてバリ行きのゲートに向かいます。

ゲートの手前で保安検査があり、荷物をX線に通しました。
バッグなどを置くプラスチックのトレイは赤外線照射でウィルス対策をしていましたね。

不覚にも、入れていたのに気付かなかったフェイス用カミソリを没収されました。

ちゃんと検査してるやん✨✨・・・という謎の感動がこみ上げます。


その後バリ行きのゲートへ。
写真を取り忘れましたが、結構混雑しておりました。

待機場所が狭いこともあり、密状態の一歩手前といった感じ。


特に遅れもなく搭乗案内があり、チケットに書かれた「Zone」のナンバー順に機内へと向かいます。要は後部座席からの搭乗ということです。

みなさん、ちゃんと従って混乱もなく搭乗が完了しました。


●機内の様子

機内は3列の真ん中の席を空けるカタチで満席。
2列の方は、家族は連席で他は1席を空けていました。


見た感じ若い人が多かった気がします。


お隣と後ろが若者グループだったのですが・・・
離陸後すぐにマスクを外してお喋りを始め、スナック菓子を開けだし、ジュースを回し飲みしだしました。
機内にいるのは「陰性」の人だけだとわかっていても、少々イヤな気分でした。

その頼みの「陰性証明」も正直信頼性に欠ける部分があるし。



機内サービスはありません。
個人的には短時間のフライトに飲み物などのサービスは不要。

騒いでいた隣の若者はすぐにCAさんに注意されておとなしくなり、その後は集中して読書ができたので良いフライトでした。


●航空機内の空気の循環

Photo by Jordan Sanchez on Unsplash


途中で機長から、「高性能のフィルター搭載で換気効率が良いので3分毎に新しい空気に入れ替わっている」旨の説明が英語でありました。

短時間で新しい空気に入れ替わることにより、航空機内で感染するリスクは低いと言われています。
この機能は航空会社での違いはありません。
エアバスやボーイングなど航空機の種類によって多少違うかもしれませんが・・仕組みはこんな感じです。

ちなみにエアアジアはエアバス。


このせいではないとは思いますが、機内は終始死ぬほど寒かったです。



▶次回、バリの空港に到着してからの様子をアップ予定です。


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