【街歩き・アート】ジャカルタの紀伊国屋で本を楽しむの巻

が好きです。



本を読むのも好きですが、何より装丁インクの匂いが好きです。

こだわって作られたものは、その全てがたまらなく良いです。
眼福。



外国に旅行した時は、必ず本屋さんや図書館に行きます。

英語ならなんとかなるものの、現地語で書かれたものはほとんど読めないんですけど・・

でも装丁や表紙を見ているだけも、その文化に触れられるので楽しいです。

絵本などは、一目惚れして買ったものもたくさんあります。





ジャカルタでいわゆる"街の本屋さん"というのは、今のところあるのかわかりません。
捜査続行中。


ショッピングモールの中にある本屋さんは、必ず覗くようにしています。
何フロアもある大型書店のような規模はまだお見かけしたことはないけれど、
デパートに入っているようなワンフロア型の本屋さんはちらほらあります。

独自の色を出そうと工夫を凝らしているお店をいくつか発見しましたが、その中でも最近リニューアルしたと見られるグランドインドネシアの紀伊国屋をぷらぷら。




プラザスナヤン店の方が大きいと思いますが、こちらは明るくて綺麗。
可愛い雑貨も充実しているし、本のセレクト(中身はわからんのでデザイン的に)がなかなかおしゃれで好きです。



日本の雑誌や、日本語を学ぶ教材なども種類が豊富に置かれています。

インドネシア人の学生が、日本のアイドル雑誌を熱心に見ていました。
ジャニーズはこちらでも大人気。

アニメ本もたくさん。

紀伊国屋なので当たり前かもしれませんが、日本の本の充実度はなかなかです。










"わびさび"の本。
この表紙、可愛いですね。
どんなことが書かれているんでしょう。

わびさびなどあまり興味がなさそうなインドネシアでも、この美学が通じるんでしょうか。










民宿の本。
結構ニッチなところをついてますね。

個人的にはこの棚の奥行きと、ストックの量も気になったりします。












ファニチャーデザインやグラフィック関連の本も。
なかなか興味深い品揃え。

でも、こちらも棚とのバランスが気になるストックの薄さ。












うってかわって、こちらはイスラミックコーナー。
コーランやアラビア文字の本が並びます。

上の写真と比べると、ストックも厚いのがわかります。












紀伊国屋だけでなく大体の本屋さんで平積みコーナーにあるのは、ダイエット健康に関する本。
エクササイズの本もちらほら。

インドネシアでも特に富裕層で肥満は問題になっていて、糖尿病脳卒中も多いそうです。

いきなりこういうのに手を出さずに、まずは砂糖を減らすといいと思うと言ってあげたい。

個人的には"水"への興味がもっと上がって欲しい!





料理本もたくさん。

外国の料理本、大好き。
写真にこだわって作られているので、見ていてとても楽しいです。

今はまだまだ外食が多いようだけれど、健康に気を使い出したら家での食事も多くなるはずです。
その後、美味しさや料理の楽しみを追求する流れになることは必然。

本だけでなく、レシピサイトも伸び代ありまくりですね。






そういえば、最近インドネシア料理の本を買いました(@紀伊国屋ではない・・)
インドネシア料理を知りたいのと、インドネシア語の勉強にもなるかなと思い。


"THE インドネシア料理"が欲しいなあと思って探すのですが、バランスのとれたものを探すのは難しいです。


X こだわりすぎて今は手に入らないような食材が使われているもの
X 変にアレンジされているもの
X 頑張ってパスタや寿司などを取り入れて微妙なクオリティになっているもの
X 写真が昭和初期みたいなスタイリングのもの


わたしの理想が高いんでしょうか・・
上記のようではない料理本がなかなかないのです。

それに苦戦したのが、中身が見られないこと。

こちらの本は大体がビニルで包まれていて開けないようになっています。

サンプルが置かれているものもあれば、無いものもあり。
無いものは、表紙でジャケ買いするか中身を想像するしかありません。
インターネットで調べても、詳細まではなかなかわからず。


紀伊国屋にも表紙がおしゃれなインドネシア料理の本はあったのですが、
Rp.580,000(日本円で約4,600円)もして流石にジャケ買いはできませんでした。



こちらの本は、表紙に買いてあるインドネシア語を訳したら
「料理本の役割(100個のレシピ付き)」とあったので購入。

Rp.280,000(日本円で約2,200円)もしました。











家でドキドキしながら中身を開いてみると・・・

前半は、インドネシアでどのように料理本が作られるようになったかの歴史が写真とともに

つらつらつらつらつらつらつら

と書かれていました。

本の1/3くらい。

ふむ・・・許容範囲としましょう!

それにまあまあ興味のある話でもあるし、ゆっくりインドネシア語の勉強をしながら読んでみようと思います。


後半部分を確認すると、写真のようなレシピが載っていました。
微妙に古い感じもありましたが、まあまあ成功と言ってよいでしょうか。
近々参考にして、インドネシア料理を作ってみたいと思います。


それにしても・・・
インドネシアでも、本屋ハントは楽しいです♬
紀伊国屋はきちんとマーケティングなんかもしていそうなので、ちょくちょく覗きに行ってみようと思います!


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