今回も前回(詳しくはこちら)に引き続き、食品の持ち込みについてです。
<その1の内容>
船便に入れられなかった食品。
手荷物での持ち込みに関してわからないことがたくさんあったので、植物防疫所に電話をして聞いてみました。
すると対象の食品について検査をして許可証を発行してもらえるということで、植物防疫所を伺うことに。
※先に説明をしておくと、輸出検査は植物防疫所でなくても受けることができます。
空港で出国前に立ち寄れるカウンターもあります。
防疫所が遠かったり、忘れてた!という時に利用可能です。
わたしはビザ発行待ちの身で時間があったので、植物防疫所を選んでみました。
さて、輸出担当の方に言われた通り、ホームページにある「植物等輸出申請書」をダウンロード。
必要項目を記入(英語で)して、先にFAXしてから向かいました。
神戸の植物防疫所は、三宮や元町の駅からも徒歩で行ける距離。港のすぐ近くです。
海上保安部や地方法務局も入る、神戸第2地方合同庁舎の中へいざ。
こんなことがなければ絶対に来ないであろう場所。
ちょっとワクワク。
受付で行き先を書いてIDをもらい、植物防疫所のオフィスに直接向かいました。
エレベータを7階で降り、昔の学校のようなテカテカした床の廊下を奥に進みます。
たどり着いた場所はデスクが並ぶ普通のオフィス風ですが・・
検査ってどこでやるんだろ??
挙動不審でウロウロしていると入り口にいた方が声をかけてくださったので、
輸出担当者の方を呼び出してもらいました。
すると優しそうな方が「こんにちは」と近づいてきました。
電話で応対してくださった方が担当の方で、ほっと一安心。
この後どのように進めるかをとても親切に説明してくださいました。
流れはシンプルで、申請書にかかれている情報の確認をしてから検査→許可証発行となります。
食品は、
・お米:2kg x 2袋(未開封・市販品・中身が透けて見える袋)
・緑茶:100g x 4袋(未開封・市販品・密封されて中身が見えない袋)
・スパイス:12種類(開封済あり・中身が見える瓶や密閉容器)
を提出しました。
どこかに持って行って中身を調べるのかな?
何か検査試薬でもあるのかな?
・・と思いきや、全てを目視で確認した後に、中身の見えない緑茶だけ1袋開封して中身を確認。
申請書に書かれた点数を確認して、
「はい、OKです。」
・・ええっ😳・・・終わり?
「はい。今から許可証を作成してきますので、
そちらでお待ちください。」
担当者の方は少々面食らっているわたしを横目に、自分のデスクに戻っていきました。
その後15分ほど待ち、許可証とコピーを各1枚ずついただきました。
A4サイズの少し厚めの紙に、英語で申請書とほぼ同じ内容が書かれています。
所長の直筆サイン入り。
「この許可証を対象の食品と一緒に見せてくだされば大丈夫です。」
わたしの持ち込み品へのアドバイスは以下。
・お米はそのパッケージのままで大丈夫
・緑茶4袋はひとまとめにしておく
・スパイス12瓶も一つの袋に入れておく
・税関申告書には"該当するものを持っている"というところをチェック
・許可証が出たものは同じ場所にいれて税関カウンターで見せる
まだ少し不安げなわたしに輸出担当者の方が、
・許可証が必要な食品以外のモノは「個人消費をする常識的な量」の範囲であれば大丈夫なはず・・
・税関申告書に書かれている持ち込み禁止のモノさえ持っていなければ大丈夫なはず・・
とやんわり濁しながらも励ましてくださいました。
ただ、税関の担当者によって見るポイントが違う場合がある、とも。
もしも。
もしも税関で、"こいつは怪しい!挙動不審!"とどこかの部屋に連れて行かれたとしても、
検査を受けたと言えるだけで少し強くなれる気が・・
かなりの小心者なので、嫌な妄想は膨らむばかりだけれど。
ふー
とりあえず少しの『安心』を手に入れた気持ちです。(写真は今の気持ちのイメージです)
いやあ、良い経験になりました。
無知すぎるわたしもどうかと思うのですが、とりあえず『知っておく』ことで対処できることもありますよね。
植物防疫所のサイトで、各国が出している輸出条件(日本からその国に食品を持ち込む際の条件)を見ていると、
持ち込む国に輸入許可をもらわないといけない国なんかもあって・・
インドネシアが検査のみで受け入れてくれる(多分)と思うと、良かったなと思いました。
そろそろ入国の準備も整いそうです。
きっと、あと何度かは「??」なことに遭遇するに違いないけれど
やっとスタートに立てると思うと嬉しい気持ちでいっぱいです。
<その1の内容>
船便に入れられなかった食品。
手荷物での持ち込みに関してわからないことがたくさんあったので、植物防疫所に電話をして聞いてみました。
すると対象の食品について検査をして許可証を発行してもらえるということで、植物防疫所を伺うことに。
※先に説明をしておくと、輸出検査は植物防疫所でなくても受けることができます。
空港で出国前に立ち寄れるカウンターもあります。
防疫所が遠かったり、忘れてた!という時に利用可能です。
わたしはビザ発行待ちの身で時間があったので、植物防疫所を選んでみました。
さて、輸出担当の方に言われた通り、ホームページにある「植物等輸出申請書」をダウンロード。
必要項目を記入(英語で)して、先にFAXしてから向かいました。
神戸の植物防疫所は、三宮や元町の駅からも徒歩で行ける距離。港のすぐ近くです。
海上保安部や地方法務局も入る、神戸第2地方合同庁舎の中へいざ。
こんなことがなければ絶対に来ないであろう場所。
ちょっとワクワク。
受付で行き先を書いてIDをもらい、植物防疫所のオフィスに直接向かいました。
エレベータを7階で降り、昔の学校のようなテカテカした床の廊下を奥に進みます。
たどり着いた場所はデスクが並ぶ普通のオフィス風ですが・・
検査ってどこでやるんだろ??
挙動不審でウロウロしていると入り口にいた方が声をかけてくださったので、
輸出担当者の方を呼び出してもらいました。
すると優しそうな方が「こんにちは」と近づいてきました。
電話で応対してくださった方が担当の方で、ほっと一安心。
この後どのように進めるかをとても親切に説明してくださいました。
流れはシンプルで、申請書にかかれている情報の確認をしてから検査→許可証発行となります。
食品は、
・お米:2kg x 2袋(未開封・市販品・中身が透けて見える袋)
・緑茶:100g x 4袋(未開封・市販品・密封されて中身が見えない袋)
・スパイス:12種類(開封済あり・中身が見える瓶や密閉容器)
を提出しました。
どこかに持って行って中身を調べるのかな?
何か検査試薬でもあるのかな?
・・と思いきや、全てを目視で確認した後に、中身の見えない緑茶だけ1袋開封して中身を確認。
申請書に書かれた点数を確認して、
「はい、OKです。」
・・ええっ😳・・・終わり?
「はい。今から許可証を作成してきますので、
そちらでお待ちください。」
担当者の方は少々面食らっているわたしを横目に、自分のデスクに戻っていきました。
その後15分ほど待ち、許可証とコピーを各1枚ずついただきました。
A4サイズの少し厚めの紙に、英語で申請書とほぼ同じ内容が書かれています。
所長の直筆サイン入り。
「この許可証を対象の食品と一緒に見せてくだされば大丈夫です。」
わたしの持ち込み品へのアドバイスは以下。
・お米はそのパッケージのままで大丈夫
・緑茶4袋はひとまとめにしておく
・スパイス12瓶も一つの袋に入れておく
・税関申告書には"該当するものを持っている"というところをチェック
・許可証が出たものは同じ場所にいれて税関カウンターで見せる
まだ少し不安げなわたしに輸出担当者の方が、
・許可証が必要な食品以外のモノは「個人消費をする常識的な量」の範囲であれば大丈夫なはず・・
・税関申告書に書かれている持ち込み禁止のモノさえ持っていなければ大丈夫なはず・・
とやんわり濁しながらも励ましてくださいました。
ただ、税関の担当者によって見るポイントが違う場合がある、とも。
もしも。
もしも税関で、"こいつは怪しい!挙動不審!"とどこかの部屋に連れて行かれたとしても、
検査を受けたと言えるだけで少し強くなれる気が・・
かなりの小心者なので、嫌な妄想は膨らむばかりだけれど。
ふー
とりあえず少しの『安心』を手に入れた気持ちです。(写真は今の気持ちのイメージです)
いやあ、良い経験になりました。
無知すぎるわたしもどうかと思うのですが、とりあえず『知っておく』ことで対処できることもありますよね。
植物防疫所のサイトで、各国が出している輸出条件(日本からその国に食品を持ち込む際の条件)を見ていると、
持ち込む国に輸入許可をもらわないといけない国なんかもあって・・
インドネシアが検査のみで受け入れてくれる(多分)と思うと、良かったなと思いました。
そろそろ入国の準備も整いそうです。
きっと、あと何度かは「??」なことに遭遇するに違いないけれど
やっとスタートに立てると思うと嬉しい気持ちでいっぱいです。