【渡航前準備】美味しいモノを持ち込みたい!:その1 船便に積み込めないの巻

今回はジャカルタへの引っ越しの際の、「食品」の持ち込みについてです。

※注:あくまでアジアンタイガーさんでの搬出の場合であり、個人的主観に基づいた感想や調べた結果になります。もしかしたら間違った情報もあるかもしれませんが、とある人の経験談として捉えていただけると嬉しいです☺️

前回はジャカルタへ向けて引っ越し荷物の搬出について書きました(詳しくはこちら)。
その時に告げられた悲しいお知らせ。

食品は全て「NG」😱
アジアンタイガーさんは船便の荷物に入れ込めない。



そうか・・やはりダメか。


まあ、事前にやりとりしていたメールで、一部は可能だと思うけど責任は持てないよと言われていました。
一縷の望みをかけてちゃんとリストにして準備をしていたのですが、一瞬にして夢破れた感じです。

ジャカルタ駐在の先輩方のブログなどを拝見していると、船便で搬出できている方もおられました。
それで少し楽観的に考えていた部分も多少あったのです。


ーそんなにいらないよと言っても、母やお世話になった方が
わたしたち夫婦に食べさせたい・持たせたいものを山ほど送ってきていました。
その気持ちがありがたかった。

Photo by Chris Lawton on Unsplash
そしてわたしも無類の食いしん坊。

人生の一食一食を大事に食べたいんですよ、食いしん坊は・・・
だから、美味しいモノは持っていけるだけ持っていきたい。


はぁ。




残された手段は、手荷物で持ち込む方法。
船便に入れる気まんまんだったので、正直全然調べていませんでした。


”そもそも食品て、どういう状態で持ち込めるの?
手荷物で持って行って、税関で没収されるものもあるの?”


疑問が止まらない。
急いで最新情報を経験談に求めて、先輩方のブログやまとめサイトなどを読み漁りました。

多かったのは、

 ・普通に食品をスーツケースにまとめて入れて持ち込めた。
 ・検査なんてされなかった。

という希望のある経験談。
でもその次に目に付いたのは、

 ・ダンボールに入れて持っていくべき。スーツケースでは必ず開けられる。
 ・税関を通る際は食品は隠す。
 ・見つかったものは全部没収された。
 ・ダンボールに何箇所も穴をあけられた。
 ・お米の袋に穴が開けられていた。

という、ちょっと不安になる経験談。


気になったのは、相当数のブログで"運次第"と書かれていること。
そんなにユルいのか?・・・インドネシアよ。

しかし調べていくうちに、どうも現大統領になってから海外からの持ち込みや小包を取り巻く状況はどうも厳しくなっている様子だと知りました。
今まで賄賂が横行してスルーされていたことも、ちゃんとやろう!という当たり前の流れになっているようです。

良いことなんでしょうが・・なんともいやはやむにゃむにゃ。

もしかしたら、テレビの特集で笑って観ていた税関チェックでの"怪しい入国者"側になることだってあり得るかも。

ビビったわたしは、まずは税関の最新申告書の内容をチェック。


●ジャパネシアより:

2019年これで完璧!インドネシアの出入国カードと税関申告書の書き方・記入例



ふむふむ、そうか。
しかし動物製品、魚製品って何を含むんだろ?

続いて農林水産省・動物検疫所のページをチェック。


●農林水産省・動物検疫所より:

肉製品などのおみやげについて(持出し):動物検疫所

動物検疫所ホームページ


なるほど、やはり万全を期すには輸出検査ね。
ということは。
お米とかスパイスが引っかかりそうだなと思い、植物防疫所のページをチェック。


●農林水産省・植物防疫所より:

インドネシア 品目別検疫条件一覧表(携帯品):植物防疫所

植物防疫所ホームページ



やはり。
安全に持ち込むには、少なくともお米とお茶(緑茶)は植物防疫所で検査をして許可証をもらわないといけないのか。

ふむ。

そこへ、一旦仕事のためにジャカルタに戻った夫から連絡が。
一部の食品を持って行ってみたのですが、「何もチェックなく税関スルーに成功した」というミッション完了の報告でした。
真面目にいこうという姿勢に水を差すかのようなタイミング 笑


次も賭けに出てみるか。



・・・むーーーーー😣😣😣😣😣!!!
そんなのちょっと怖い。




少し考えて、

「わからないことはプロに聞けばいいんだ!」

という開き直りにも似た結論に至って、今いる滞在先の近くの神戸植物防疫所に勢いで電話してみました。

すると話の流れから、『すぐチェックして許可証出してあげるから現物を持って来て』との回答。
どんなところかという興味も手伝って、すぐさま向かうことにしました!

その2へ続く。

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