先の見えない毎日ですが、皆様お元気でしょうか?
ジャカルタは今日も暑いです。
先日コロナ歴を少しでも明るくなるようにまとめてみましたが、その後も続々ニュースが更新されていきますね・・・
そんな中、何やらインドネシア政府が本気の対策を、しかもいきなり打ち出してきました。
昨夜遅く、飛び込んできた情報↓
いつもはもう少し大使館からも小出しの情報が出てから発表されることが多かったので油断しておりました。
国際線まで対象になるとは・・・・・
大使館からは連絡が来ていない段階の、メディア情報。
こういうのが一番混乱するんじゃい。
とりあえず、大使館からのメールを待ってみました。
1: 4月23日、アディタ・イラワティ運輸省報道官は記者会見を行い 、帰省禁止措置に伴い、24日の0時から陸海空及び鉄道の全ての 交通機関を規制し、空路については6月1日まで停止する旨述べま した。
この運輸省の発表を受け、第2空港管理会社(アンカサ・ プラ II)は、4月24日から貨物便と特別便を除くスカルノ・ハッタ 国際空港を離発着する全ての定期旅客便(国内線及び国際線)を6 月1日まで停止する旨のプレスリリースを発出しました。
2: かかる運輸省の発表については、当館よりインドネシア政府に対し 、事実関係の確認を求めるとともに、我が国との国際定期旅客便の 運行継続の必要性を主張した結果、インドネシア政府からは、国際 定期旅客便は今回の規制の対象外となる旨の説明を受けています。 また、その後、空港管理会社による航空各社に対する説明において も、新たな通知があるまで、当地と日本との間の直行便を含む国際 定期旅客便の運航は継続するとされています。
国内定期旅客便の運航については、原則運航停止とされていますが 、運用の詳細については24日以降決定されるとされています。
いずれにせよ、正式な措置の内容については、航空運輸制限を定め る運輸大臣令を含め、現時点で入手可能な状況になっておらず、 当館において、引き続き情報を確認しているところです。
3: 追加情報あり次第、速やかに領事メールで続報しますが、近く日本 への帰国を含む渡航を計画されているインドネシア滞在中の邦人の 方におかれても、最新の情報の入手に努めてください。
*************
・・・とのこと。
とりあえずメール読む限りは日本便は政府が交渉した結果継続してくれるみたい?
でも運輸大臣と連絡取れてない的な文章、気になるわ・・
色々腹括っとかないといかんですかね。
日系企業にお勤めの方の方が情報が早そうなので、SNSを活用して情報を集めることに努めています。
※4/25追記:4/24 20:00頃のメールより抜粋
●4月23日、ルフット・パンジャイタン運輸大臣代行は、断食月 (ラマダン)及び断食明け大祭(レバラン)期間の帰省禁止措置に 伴う移動制限に関する運輸大臣令を発布しました
●同大臣令によれば、4月24日から5月31日まで大規模社会 制限の対象地域等から出入域する陸上交通・鉄道交通・海上交通・航空交通の移動手段の運行・使用が禁止されます。規制期間は延長 される可能性があります。
●航空交通については国内線のみが制限対象とされ、国際定期旅 客便は対象となっていません。国内線については、本24日以降順次運航が停止される模様です。
●陸上交通については、ジャカルタ首都圏域外からのスカルノ・ハ ッタ国際空港へのアクセスを当館にて確認中です。追加情報を入手 次第改めてお知らせします。
●本大臣令の発出に伴い、中長距離の公共交通機関が運休している ほか、ジャカルタ首都圏を含む大規模社会制限措置がとられている 地域においては、高速道路等道路の出入口付近に設置された検問所 で通行車両の監視が行なわれている模様です。
●在留邦人の皆様におかれましては最新情報の入手に努めてくだ さい。
・・・とのアップデートが。
まあどちらにしても、今後変更もありそうですし、帰国予定の方は早く脱出した方が良さそうです。
さて、最近の街の様子をざっくりと。
街からは車とバイクが減りました。本当に少なくなりました。
昨日は封鎖前に帰省する人達と思われる渋滞が発生していたようですが・・・
いつもはスディルマン通りもこんな感じです。
街に並ぶ個人で営むような飲食店は、シャッターが降りている所が多いです。
モールに入っているお店はデリバリー対応で何とか頑張っているみたい。
フードデリバリーに抵抗なし文化ですから、元々デリバリーが強かったところはさほど影響ないのでは?というくらい、街にはGrabドライバーが溢れてます。
バイクタクシーが禁止になったので、皆さんフードに流れているご様子。
最近はこういうキックボード型の電動スクーターもよく近所を走っています。
これがラマダン中はどうなるんでしょうかね・・
というか他の国と同じように、唯一まともに開いています。
最近筆者が行ったのはPapayaとGrandLuckyのみなので、とりあえずその2店舗の情報だけでも。
■Papaya
Papayaは、入口で検温したり、レジに並ぶのに一定距離を保つ措置を取っています。
お米が日本産が減ってきている印象なのと、ホットケーキミックスや小麦粉などが売り切れていることが多いです。
お惣菜もかなり縮小していますが、継続してくださっています。
単身者の方もたくさんいらっしゃいますから、助かりますよね。
選べるだけの品揃えでいてくれるのは本当に有り難いことです。
パン屋さんの小麦も普通に営業しています。
パンやケーキは材料費の高騰もあり、若干値上げはしていますが。
Papayaはやはり安心感があります。
客層もそうですが、落ち着きがあって買い物が怖くない。
それに安心してデリバリーも頼めますから、完全に家から出ない生活が成り立ってしまう・・
■GrandLucky
GrandLuckyは、インドネシアのCoscoみたいなものです。
やはり週末の混む時間帯は結構な渋滞でした。
平日夕方は人が少なめで買い物がしやすいのでおすすめ。
ちょっとだけラマダンの装飾らしきものもエントランスにしてありました。
毎年やっているような豪華な装飾は、今年は見られないんでしょうかね・・・
→去年のラマダンの記事はこちら
売り切れていることが多いのは、インスタントコーヒーやお菓子のミックス粉と、何故かスパイス類。
スパイスのある棚の周辺はいつも人でいっぱいで、「蜜です」という小池知事の声が聞こえそうなほどです。
時間があるからカレーでも作ってるのかしら。
あとは、葉物野菜の入荷が減っている感じはしたかな・・
他は目立った欠品などは見られませんでした。
レジのお姉さん方もフェイスガードをして完全防備。
レジは一定距離をとっていることもあって混雑しています。
とてもテキパキ作業をしてくれていますが、それでも皆さん買う量が半端ないので。
ちょっとわかりにくいですが、マーケット内のフードコートのお店も開いています。
ただ、曜日によって開いている店と開いていない店があるので要注意。
先々週くらいに出た要請で、店内で飲食ができなくなりました。
そのため今はどこへ行ってもこんな感じで椅子にカバーがかけてあったり、掃除中のような感じにしてあります。
見かけるのは、デリバリー対応のGrabやGojeckのドライバーと、店頭受け取りのお客さんのみです。
モールは行かなくなりました。なので正直現状がわかりませんが・・・
食料品やレストラン以外は閉めているモールが多いようですね。
前を通っても暗くて、やっているかわからない所も多いです。
インドネシアの経済は好調だったとはいえ、この世の中完全ストップはさすがに打撃がありそう。
飲食店も相当なダメージがあるようで・・最近ショックだったのはこちら。
ええっ
『炭家』さん、閉店しちまうんですか・・・
寂しい限りです。
シワシワのままの写真ですみません。
WHOのテドロス氏が最近の会見で、
「世界はもうコロナ以前には戻らない」
と発言していました。
わかっちゃいるけど、お偉い人にそう言われると結構ショックなものがあります。
インドネシアもこれからラマダンを迎えます。
正直、緊張します。
宗教行事が優先される文化の国で、無事にこの期間を過ごすことができるのか・・
レバランの頃には、プラスに転じているのかさらに酷くなっているのか・・・
皮肉にも神のみぞ知る。
実は先日急性胃腸炎になりまして、熱も上がったので一瞬コロナが頭をよぎりました。
が、無事生還しました😓
真夜中、高熱と強烈な腹痛に「もう死ぬ・・」とうなされながら手にとったペンと付箋。
とりあえずラップトップとスマートフォンのロック解除のパスワードだけ書き記して力尽きる筆者。
次の日無事目覚めて、「あ・・生きてたわ✨」とほっとした朝。
枕元にあった付箋をくしゃくしゃに丸めて捨てました。
が・・・思い直してゴミ箱から拾い、いつも携帯していることにしました。
旦那さんにもそうお伝えしました。
何かあったらこれで色々よろしく、と。
もういつ何が起こるかわからない。
『そう、いつだって今が終活よ。これは遺書なのよ。』
とパスワードを書き込んだメモをたくさん用意して、それくらいの覚悟を持ってこちらで生活していきます。
恥ずかしい落書きとか、意味不明のポエムとか、そういうの・・早く処分しなくちゃ。
皆様もそういうの、捨てときましょう✨
ありますよね?ない?
ジャカルタは今日も暑いです。
Photo by Uray Zulfikar on Unsplash |
先日コロナ歴を少しでも明るくなるようにまとめてみましたが、その後も続々ニュースが更新されていきますね・・・
そんな中、何やらインドネシア政府が本気の対策を、しかもいきなり打ち出してきました。
昨夜遅く、飛び込んできた情報↓
航空旅客輸送を全面禁止 インドネシア 6月1...(写真=ロイター)
【ジャカルタ=地曳航也】インドネシア政府は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため航空旅客サービスを禁止する。24日午前0時(日本時間同午前2時)に始め、6月1日まで続ける。国内線、国際線双方が対象でインドネシアから原則、空路による出国はできなくなる。従業員を一時帰国させる日本企業も多い中、大きな影響が出そうだ。 ...
いつもはもう少し大使館からも小出しの情報が出てから発表されることが多かったので油断しておりました。
国際線まで対象になるとは・・・・・
大使館からは連絡が来ていない段階の、メディア情報。
こういうのが一番混乱するんじゃい。
とりあえず、大使館からのメールを待ってみました。
●公式情報(4/24 4:00頃のメール)
>大使館からのメール抜粋:1: 4月23日、アディタ・イラワティ運輸省報道官は記者会見を行い
この運輸省の発表を受け、第2空港管理会社(アンカサ・
2: かかる運輸省の発表については、当館よりインドネシア政府に対し
国内定期旅客便の運航については、原則運航停止とされていますが
いずれにせよ、正式な措置の内容については、航空運輸制限を定め
3: 追加情報あり次第、速やかに領事メールで続報しますが、近く日本
*************
・・・とのこと。
とりあえずメール読む限りは日本便は政府が交渉した結果継続してくれるみたい?
でも運輸大臣と連絡取れてない的な文章、気になるわ・・
色々腹括っとかないといかんですかね。
日系企業にお勤めの方の方が情報が早そうなので、SNSを活用して情報を集めることに努めています。
※4/25追記:4/24 20:00頃のメールより抜粋
●4月23日、ルフット・パンジャイタン運輸大臣代行は、断食月
●同大臣令によれば、4月24日から5月31日まで大規模社会
●航空交通については国内線のみが制限対象とされ、国際定期旅
●陸上交通については、ジャカルタ首都圏域外からのスカルノ・ハ
●本大臣令の発出に伴い、中長距離の公共交通機関が運休している
●在留邦人の皆様におかれましては最新情報の入手に努めてくだ
・・・とのアップデートが。
まあどちらにしても、今後変更もありそうですし、帰国予定の方は早く脱出した方が良さそうです。
●街の様子
さて、最近の街の様子をざっくりと。
街からは車とバイクが減りました。本当に少なくなりました。
昨日は封鎖前に帰省する人達と思われる渋滞が発生していたようですが・・・
いつもはスディルマン通りもこんな感じです。
街に並ぶ個人で営むような飲食店は、シャッターが降りている所が多いです。
モールに入っているお店はデリバリー対応で何とか頑張っているみたい。
フードデリバリーに抵抗なし文化ですから、元々デリバリーが強かったところはさほど影響ないのでは?というくらい、街にはGrabドライバーが溢れてます。
バイクタクシーが禁止になったので、皆さんフードに流れているご様子。
最近はこういうキックボード型の電動スクーターもよく近所を走っています。
これがラマダン中はどうなるんでしょうかね・・
●スーパーやモール
スーパーは、各店舗営業時間を短縮しているものの営業しています。というか他の国と同じように、唯一まともに開いています。
最近筆者が行ったのはPapayaとGrandLuckyのみなので、とりあえずその2店舗の情報だけでも。
■Papaya
お米が日本産が減ってきている印象なのと、ホットケーキミックスや小麦粉などが売り切れていることが多いです。
お惣菜もかなり縮小していますが、継続してくださっています。
単身者の方もたくさんいらっしゃいますから、助かりますよね。
選べるだけの品揃えでいてくれるのは本当に有り難いことです。
パン屋さんの小麦も普通に営業しています。
パンやケーキは材料費の高騰もあり、若干値上げはしていますが。
Papayaはやはり安心感があります。
客層もそうですが、落ち着きがあって買い物が怖くない。
それに安心してデリバリーも頼めますから、完全に家から出ない生活が成り立ってしまう・・
引用:Papaya Instagramより |
■GrandLucky
GrandLuckyは、インドネシアのCoscoみたいなものです。
やはり週末の混む時間帯は結構な渋滞でした。
平日夕方は人が少なめで買い物がしやすいのでおすすめ。
ちょっとだけラマダンの装飾らしきものもエントランスにしてありました。
毎年やっているような豪華な装飾は、今年は見られないんでしょうかね・・・
→去年のラマダンの記事はこちら
売り切れていることが多いのは、インスタントコーヒーやお菓子のミックス粉と、何故かスパイス類。
スパイスのある棚の周辺はいつも人でいっぱいで、「蜜です」という小池知事の声が聞こえそうなほどです。
時間があるからカレーでも作ってるのかしら。
あとは、葉物野菜の入荷が減っている感じはしたかな・・
他は目立った欠品などは見られませんでした。
レジのお姉さん方もフェイスガードをして完全防備。
レジは一定距離をとっていることもあって混雑しています。
とてもテキパキ作業をしてくれていますが、それでも皆さん買う量が半端ないので。
ちょっとわかりにくいですが、マーケット内のフードコートのお店も開いています。
ただ、曜日によって開いている店と開いていない店があるので要注意。
先々週くらいに出た要請で、店内で飲食ができなくなりました。
そのため今はどこへ行ってもこんな感じで椅子にカバーがかけてあったり、掃除中のような感じにしてあります。
見かけるのは、デリバリー対応のGrabやGojeckのドライバーと、店頭受け取りのお客さんのみです。
モールは行かなくなりました。なので正直現状がわかりませんが・・・
食料品やレストラン以外は閉めているモールが多いようですね。
前を通っても暗くて、やっているかわからない所も多いです。
インドネシアの経済は好調だったとはいえ、この世の中完全ストップはさすがに打撃がありそう。
飲食店も相当なダメージがあるようで・・最近ショックだったのはこちら。
ええっ
『炭家』さん、閉店しちまうんですか・・・
寂しい限りです。
シワシワのままの写真ですみません。
●色々な覚悟と準備を
Photo by Aprizilio Edwardo on Unsplash |
「世界はもうコロナ以前には戻らない」
と発言していました。
わかっちゃいるけど、お偉い人にそう言われると結構ショックなものがあります。
インドネシアもこれからラマダンを迎えます。
正直、緊張します。
宗教行事が優先される文化の国で、無事にこの期間を過ごすことができるのか・・
レバランの頃には、プラスに転じているのかさらに酷くなっているのか・・・
皮肉にも神のみぞ知る。
実は先日急性胃腸炎になりまして、熱も上がったので一瞬コロナが頭をよぎりました。
が、無事生還しました😓
真夜中、高熱と強烈な腹痛に「もう死ぬ・・」とうなされながら手にとったペンと付箋。
とりあえずラップトップとスマートフォンのロック解除のパスワードだけ書き記して力尽きる筆者。
次の日無事目覚めて、「あ・・生きてたわ✨」とほっとした朝。
枕元にあった付箋をくしゃくしゃに丸めて捨てました。
が・・・思い直してゴミ箱から拾い、いつも携帯していることにしました。
旦那さんにもそうお伝えしました。
何かあったらこれで色々よろしく、と。
もういつ何が起こるかわからない。
『そう、いつだって今が終活よ。これは遺書なのよ。』
とパスワードを書き込んだメモをたくさん用意して、それくらいの覚悟を持ってこちらで生活していきます。
恥ずかしい落書きとか、意味不明のポエムとか、そういうの・・早く処分しなくちゃ。
皆様もそういうの、捨てときましょう✨
ありますよね?ない?