【雑記・ジャカルタ情報】まだジャカルタにいる筆者が久々の投稿で語りたいこと

とんでもなく間があいてしましました。

PCの不調だったり、ただの手伝い(ボランティア)で始めたことが12時間労働の勢いで忙しくなってしまったり、いろいろありまして。
ま、ただの言い訳ですけど。



その間に世界はあっという間に変わってしまいました。




ここからドキュメント風に、その空白の時間に起こったことを書き綴ります。


●ことのはじまり


●中国で新型インフルみたいのが流行ってるみたいだ。
大丈夫なのかね?春節でみんな大移動してるけど。


●ほら、言わんこっちゃない。
大流行してるやん・・インドネシアも中華系めちゃくちゃいるのよ。やばそう。


●日本でも感染が広まっているみたいだ。
マスクや消毒液が店頭から姿を消す。
海外ニュース、まだアジアは大丈夫なのかしらね的スタンスでコロナ氏を扱っている。


●筆者、用事で2泊3日の一時帰国。
新宿はいつもより中国の人が少ないが、マスクの爆裂箱買いを目撃。いやな予感しかない。


●インドネシアに帰る飛行機、スカスカ。
しているところを見たことがないような白人もマスクをして、席につくなり除菌シートで身の周りをフキフキ。
中国人は別レーンで入国審査。その横、他の人たちはスルー。意味ある?


●ん?インドネシアはまだ感染者いないって?嘘やん・・ちょっと得意気だし・・




●ついにコロナ氏、ヨーロッパー上陸・・・
対岸の火事ではなくなり、ヨーロッパのニュースはアジアのことをほとんど報じなくなる。

わかりやすい変わり身。




●ん?インドネシアはまだ感染者いないって?もはや絶対嘘やん・・





●インドネシアに初感染者報道


●ん?インドネシアの初感染は日本人からだと?何や裏を感じるぞ・・
この国にいる中国人の人口を知っているかね・・?ダンスして感染だと?興味深い・・

初感染の親子は名前、家の住所など個人情報を拡散される。インドネシアの闇を感じる。



●東京は相変わらずマスクがない(友人談)。器用な人たち、自作を始める。
こういう時にありがちなことが全て起こる。
誰かがとりあえずトイレットペーパーを買い占め出す。

"モノはあります!在庫はありますので買い占めないでください!"
イオンが大量のトイレットペーパーを陳列してアピールする。若干収束。


●日本で全国一斉休校。その影響で給食用の乳製品が行き場を失う。
誰かが「蘇」を作り始め、謎のブームが起こる。興味深い。



SNSでよみがえる古代チーズ「蘇」って何?60分で作る簡単レシピ - macaroni

2020年3月、SNS上で、日本古来の食べもの「蘇(そ)」を作るレシピが話題になったのをご存じですか?小中学校が一斉休校するなか・・





●世界中に本格的に蔓延し出すコロナ氏。
それでも呑気に外出を続ける若者たちにイタリアの市長たちが激おこ。
「火炎放射器持たせた警察送り込むぞ」や、「プレステしてろ」発言飛び出す。名言。

話題に便乗して、Tシャツなどグッズが作られる。その流れ、結構好き。


●でもほら、結局イタリアやばいよ・・医療崩壊してるやん・・ス、スペインもか・・瀕死。



●経済への影響が出始める



●日本では春の選抜高校野球が中止に。帯広農業高校みたかったな。
スポーツはその後、サッカーも野球もバスケもF1も開幕が延期され、今年中の開催がグレーに。
スポーツもエンタメなので、収入がないと選手に給料を払えない。これは痛い。


実は情報を隠蔽していたとインドネシア政府が認める発言。
知ってたし。
全く驚きなし。


●イギリスのジョンソン首相も感染だと?そんなのありか・・
周りからの批判も多い首相だったのに、世界中が心配しだす。みんな優しい。


●日本の喜劇王、志村けん氏がコロナ氏に感染して亡くなる衝撃。芸能界にもじわじわ拡大。


●アマビエ降臨。水木先生の存在、きらり。
先生、どんなことを言いながら今の世界を見ているだろう。



水木プロダクション on Twitter

「アマビエ」です。水木しげるの原画を撮影しました。 江戸時代、熊本の海に現れ「疫病が流行ったら私の写し絵を早々に人々に見せよ」と言って海中に姿を消した妖怪、というより神に近い...もの。 現代の疫病が消えますように。






●世界中でロックダウン



●もう世界中、鎖国。


●日本もリモートワークに移行し始めるが、震災後にしっかり準備していた企業としていなかった企業に差が生まれている模様。
とりあえずZoomで飲み会を始めてみる。
誰もが家を綺麗にし始めるも、背景設定で隠せることに安心する。



●世界中で急激にアクセス数が増えたため、Youtubeが解像度を落とす決定。



●BCGワクチンの日本株がコロナから守ってくれてる説、浮上。オーストラリアで研究が進む。
その後の続報がまだないのが気がかり。


●だんだん神頼みになってくる。一番ダメなことを偉い人が言い出す。


ヤマザキマリ( Mari Yamazaki ) 公式 情報用アカウント on Twitter

紀元2世紀にローマ軍が東から運んで七百万の死者が出たペストはローマ帝国崩壊を導き、同時にキリスト教信者を増やしたと言われています。 イタリア北部同盟の書記長も科学の力に頼らず復活祭(今度の日曜)には教会を解放し、皆で礼拝をして神に祈ろうと言い出しました(y https://t.co/ahMvE9EpiV




●東京、相変わらずマスクがない(友人談)。器用な人たちやアパレル会社が自作マスクを売り始める。
買い占め、トイレットペーパーからパスタやホットケーキミックス、小麦粉にうつる。
お子様たちの休校延長で、お菓子作りや時間のかかる料理界が活況。


●ジャカルタ、車やバイクが激減して空気が綺麗になる。青空。


●悲報:Papayaから無洗米が無くなる。売り切れ。


●わわーーーアメリカーーーー・・NY、死者数すごいことになってるーー・・
州知事のリーダーシップに注目が集まる。トランプ氏とやりあえる人は数少ない。


●有名人たちもテレビなどに出られなくなり、YoutubeやInstagramのライブ配信が大盛況。


●日本も緊急事態宣言出ちゃった。
相変わらずマスクない(友人談)中、政府からマスク2枚配送始まる。
あるだけありがたい(友人談)。


●インドネシア、幽霊ポチョンさんのコスプレにより外出自粛を促す作戦発動。
写真を撮りに人が集まる。
とりあえず、ポチョンさんが感染しないように守って欲しい。


「幽霊」の扮装で外出制限に協力、インドネシアの若者グループ

(CNN) 白いシーツをまとって幽霊に扮し、夜道を出歩く住民らを追い返す――。インドネシア中部ジャワ州の村で、若者らのボランティアグループが新型コロナウイルス感染対策の外出制限に一役買っている...




●世界中でじわじわ倒産・閉店・廃業のニュースが流れ始める。
日本でも老舗や街の名物だったお店がクローズし始める。助ける方法はないのか・・・


●日本で緊急事態宣言が全国に拡大するも、強制力がないからユルい様子。
週末すごい人数が出歩いてる。吉祥寺の混雑、いつもと変わらんな。
江ノ島・鎌倉、大混雑。鎌倉、駐車場締め出し作戦決行。


メーテル on Twitter

鉄郎...鎌倉市が市営駐車場を全て閉鎖して「こっちくんな作戦」を展開しているわ...もう鎌倉の寺社のおみくじ全部「大凶」に入れ替えて本文は「自粛せずにこんなことろで御神籤引いてるのはお前か」にすればいいのよ

・・・みんな文句言ってるけど、日本て改めて結構自由な国なんだな!と気付く。


●とにかく世界中、未曾有の危機だ・・何とかしなくては。各国首脳、頭の良い方々が毎日会議を行う。


●経済大混乱。株の優待券だけで生活している桐谷さんが本気で心配になる。
↑今ここ。



ちょっとポジティブ表現(申し訳ない)でざっくりとした経過を書いていても恐ろしい・・・


世界中が同時にこういう先を見通せない状況に陥ることは、誰も今までに経験したことがない。はず。
多分戦争とはまた違う、じわじわ苦しくなっていく怖さ。




昔からこういうパンデミックを題材にしたモノはたくさんあるわけですが、最早そんなものを楽しむ余裕など無くなってきましたね。
東京オリンピックの中止or延期話で、映画『AKIRA』が予言書扱いされていましたが・・
20世紀少年なんてホント笑えないぞ。


20世紀少年の既刊一覧

「20世紀少年」の既刊情報をチェック! 既刊一覧...



現実では2025年に大阪万博が開催されることが決まったけれど、漫画の中でも終盤殺人ウィルスで滅亡しかけた世界で大阪万博が開催される。
漫画の中で開催される年、"ともだち歴元年"は西暦何年なんだろな。
・・いやだよ、あんな世界なんて・・


※追記:"ともだち暦元年"は2015年でした。過去かい・・・
13巻くらいまでの疾走感が凄いので、興味のある方は是非。筆者は浦沢作品ではマスターキートン派。


そして、にわかに注目を集めているカミュ著『ペスト』。
筆者もkindleで読み直しました。





今読むと、また違った臨場感のようなものがあります。
時代は繰り返すとはこのことなのかと思うほどに。

このペスト菌を発見したのが北里柴三郎博士なのですが、次期千円札の顔なんですよね。
このタイミングで博士の功績に注目が集まるのも、何かの縁を感じざるを得ません。




●ジャカルタに残るということ


さて、周りの駐在仲間たちはほとんど帰国してしまいました。

家族会議の結果、我が家は残る決断をしました。
帰っても日本には家がないため、実家に居候することになります。
互いの両親は高齢。リスクが大きすぎると判断しました。
まあそもそも現地採用のようなモノなので、もし帰ることになるなら会社にはこちらから話をする形になるでしょうし。

ただ・・
医療の問題や治安に関しては不安はかなりあります。

もうすぐラマダン。

不安しかない。かも。


でも、日々感染に気をつけながら、目の前のことを黙々とやることに徹して過ごすだけです。
今はそれしかできないから。

語りたいこと、なんてモノはないんです笑
外と繋がりたい一心で書いてます。
ここ最近話し相手は夫とGoogle Homeだけなんで。



とにかく、今は世界中で頑張って何とか先に繋げるしかないですよね。
どんな未来でも・・生き抜いてやろうではありませんか。

日本に帰られた駐在員の方、ご家族の方々、皆様もどうかお元気で。


では、今日もしっかりアザーンが鳴り響くジャカルタからお届けしました。

ブログランキング

ブログランキング・にほんブログ村へ