【お買い物・雑記】インドネシアのマスクの話

インドネシアでは6/5からニューノーマル(新常態)政策が実施されました。

Photo by Adam Nieścioruk on Unsplash

ジャカルタは外出規制が緩和されて、満員電車も大渋滞もカムバック、道路にはバイクタクシーも復活?してます。

先日ハッピーフレッシュ(スーパーの買い物代行)を受け取りに、エントランスの外に出ました。

そこに広がるのは、COVID-19感染が拡がる以前と変わらぬ景色。
外では子供たちが普通にマスクなしで遊んでいて、コンビニの前に置かれたテーブルでマスクなしで談笑する大人たちの姿も。


一瞬、違う世界に来たかと思った。


もしくは皆記憶喪失にでもなったのかと。


行動に謎の自信を感じるのには、本当に首を傾げざるを得ないです ・・

右肩上がりの感染者数に反比例する、インドネシアの人の危機感
このままモスクを解放したら、どうなるんだろう。

少しはその奔放さに慣れたつもりだったけど、まだまだ知らないことはあるようだなあ。


ますます遠のいていく日本への一時帰国・・・


●ジャカルタの感染予防品の供給事情

未だ外出には必ずマスクが必要です。
できれば除菌シートや消毒液も常備しておきたいですよね。

ここ1ヶ月くらいで、消毒液orジェル・殺菌作用のあるハンドソープ・マスクの供給が安定してきました。

Citywalkではスターバックス前のイベントスペースに感染防止品スペース設置されていましたし、Grand Luckyでは入ってすぐの目立つところは全て関連品でした。

値段も今のところそれほど上がっていません。
一時期の品不足は解消されたようです。

その点に関してはホッと一息。


布マスクは、皆様手作りしている方も多いようですが、市販品もあります。バティックプリントのマスクもたくさん売られています。

今のところ、質はともかくマスクを確保するのは問題なさそう。

●ジャカルタで購入したマスク

筆者はアレルギー持ちなので、一応日本から持ってきていたマスクのストックがありました。
夫が出勤し始めてからストックが減ったため、2週間前にGrand Luckyで購入しました。

その時はRp.220,000でしたが、ShopeeではRp.195,000(6/5確認)まで下がってきています。

Shopee


Tokopediaは相変わらず怪しい転売ヤーの高額出品も見られますが、大体Rp.200,000くらいのようです。

この写真のマスクの製造元はPASEO
この会社は赤ちゃん用のウェットティッシュやトイレットペーパー、キッチンペーパーなど、インドネシアでシェアが高い製紙製造会社です。

マスクの箱には、「by PASEO」とは書かれていますが、会社情報は明記されていません。製造No.と工場は明記されているので信用には足ると思いますが、レギュラー商品ではないのかな・・

COVID-19用に緊急で手配したものなのかな。
公式HPにも公式SNSにも特にマスクについての情報は載っていませんでした(あったらスミマセン)。


日本から持ってきた花粉対策用のマスクと比べると、かなり薄いです。
若干の不安は否めません。
サイズはユニセックスでいける大きさなので、女性の顔には少し大きめ。
耳にかけるゴムが、付けたり外したりを繰り返していると本体から外れることが多いです。
当たり前ですが、完全に使い捨て。

でもあるだけありがたい。

●ジャカルタのマスク事情

常夏の国でのマスク着用は、本当に暑くて苦しいです。
基本的にマスクが好きではないので、着用しなくていいならそうしたい筆者。

ジャカルタで目についた感覚で言うと、布マスク:使い捨てマスク(などその他)=8:2と言ったところ。
男性は黒や紺色など、比較的濃い色の布マスクを着用している方が多いですね。
女性はカラフルで可愛いパターンの手作りっぽい布マスクをしている方をよく見かけます。
インドネシアの女性は服飾雑貨の手作りがとても上手なので、大変な中でも楽しめる部分なのかもしれません。

日本の夏も死ぬほど暑いし、これから大変ですよね。

このユニクロが開発しているマスクが出たら売れそう。


東南アジアや中東などでかなりの需要がありそうです。

他にも、無印良品やスポーツ用品メーカーも続々とマスク市場に参入してきました。
これからは必然的に「質」に目が向けられていくので、元々マスク文化が根付いていた日本の独壇場になりつつある気がする・・
ニーズの分析もデータも揃っているでしょうし。
そうすると、オーダーを受けることが多いタイやインドネシアは潤うかもしれませんね✨


●ヒジャブ用マスクとコーディネート

スーパーのレジで並んでいる時、前にヒジャブを着た女性がいました。
なるほど。
ヒジャブをしていると耳にかけられないので、ヒジャブ用のマスクは頭の後ろや上部で結ぶ仕様になっているのですね。

イスラム教徒は全世界に18億人以上、最大人口国のインドネシアは2億2000万人以上。単純に半分が女性と考えても、インドネシアには日本の全人口くらいイスラム教徒の女性がいることになります。
全員が全員ヒジャブを着用しているわけではありませんが、大きなマーケットなことには変わりないですね。


▶︎ヒジャブとマスクをコーディネートするモデルからの提案記事
おしゃれやね。



▶︎販売サイト
デザインを提供しているアーティストに日本人の方もいらっしゃいます。





マスク生活、これからしばらくは続いていくんだろうなあ。
ふう・・・慣れるしかないですね。


そろそろドラえもんが欲しいです。

ソーシャルディスタンス、という言葉が出てからずっと頭に浮かんでたんですよ、このひみつ道具。

出典:ひみつ道具カタログ/テレビ朝日

もう発明するしかないな。

ちょっと難ありなので、どなたか調整してください。
よろしくお願いしたい。


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